つまみは3種類の取付け方法があります。市販されているほとんどのつまみはネジで固定します。 一部には、ビスで取り付けるタイプ、和金具には割り足と呼ばれる方法で取りつけるものがあります
ネジは主に2種類あります。ネジ山と溝の違いでミリとインチと呼ばれています。多くのつまみは4ミリネが使用されています。2種のネジは互換性がありません。また、ネジ頭も丸状と皿状の2種類あり、使われる場所で選ぶことができます
丸い頭(ナベ、トラスなど)と平らな頭の違いです。丸い頭は少し出っ張りますが、皿頭は平らになるので見た目がきれいで邪魔になりません。ネジの長さは板の厚さに5~10ミリを加えたものを選びましょう
オリジナルのつまみを作る場合には、埋込みナットを使います。木に穴を開けてナットを回しながら埋込んでゆきます。この時、六角形のレンチが必要となります。しかし金属や樹脂には使えませんので御注意下さい
日本の取っ手やつまみには、このような取り付け方法が見られます。割り足と言います。2つに分れた足を裏側で開いて固定します。裏側の開いた足を隠すことはできません
アンティークの取っ手の多くには真鍮(しんちゅう)のビスが使われています。現在では生産されていませんので、入手が困難となりました。古いものをコツコツと集めています